こんなお悩みはありませんか?
- 介護職や看護職の求人を出しても、応募がほとんど集まらない
- 面接前の辞退や連絡の途絶(音信不通)が増えている
- 採用できても数ヶ月で辞めてしまい、常に人手不足のままになっている
こんにちは、Carraria編集部です。私たちはリクルート出身のメンバーで構成されており、福岡・広島を拠点に九州・中四国エリアの採用支援を行っています。これまで約7,000名の求職者と面談し、地方中小企業の採用課題解決に携わってきました。
結論からいうと、長崎の医療・介護採用は、応募を増やす施策だけでは解決しません。「応募が来ない」「選考中に辞退される」「入職後に辞める」という3つの漏れを同時に塞ぐ、パイプライン全体の設計が必要です。穴の開いたバケツに水を注ぎ続けても、現場の人員は安定しないためです。
この記事では、長崎県で介護職・看護職・医療事務の採用に悩む施設・事業所向けに解説します。応募と定着を同時に改善するポイントを紹介します。
長崎の医療・介護業界を取り巻く採用環境
長崎県は離島・半島部を中心に高齢化が進んでおり、介護・医療サービスの需要は今後も高い水準で続く見通しです。一方で、それを支える人材の確保は年々難しくなっています。県全体でも2026年5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.14倍でした(出典:JILPT)。全国平均(1.17倍)並みですが、介護・看護分野は全産業平均を大きく上回る水準の求人倍率が続いています。
とくに五島・壱岐・対馬などの離島や島原半島では、高齢化が県内でも先行して進んでいます。一方で若年層は、長崎市・佐世保市などの都市部や県外へ流出しています。介護需要が最も高いエリアほど、担い手が確保しにくいというジレンマが深刻です。限られた人材を、病院・施設・訪問事業所が取り合っているのが実情です。
人員が安定しない原因は「3つの漏れ」
医療・介護の現場で人員不足が続くとき、原因は応募数だけではないことがほとんどです。採用の入口から定着までを一本のパイプラインとして見ると、漏れは3ヶ所で起きています。
| 漏れが起きる場所 | 典型的な症状 | 主な原因 |
|---|---|---|
| ①応募の段階 | 求人を出しても反応がない | 労働環境が数字で書かれておらず、「大変そう」という不安が勝つ |
| ②選考の段階 | 面接前の辞退・音信不通・内定辞退 | 連絡の遅れ・面接日までの間延び・不安が解消されないままの選考 |
| ③入職後の段階 | 数ヶ月以内の早期離職 | 求人票と実態のギャップ・入職後フォローの不足 |
以降、それぞれの漏れの塞ぎ方を順に解説します。
漏れ①:応募を増やす——求人票は「数字とリアル」で書く
医療・介護の求職者が知りたいのは、「やりがい」よりもまず働き方の実態です。夜勤の回数・残業時間・有給取得率・人員配置など、数字で書ける情報は必ず数字で記載しましょう。※数値は必ず自施設の実績にもとづいて記載してください。
あわせて、ターゲットごとに響くポイントが異なることを踏まえ、誰に向けた求人かを明確にしましょう。
| ターゲット | 響きやすい訴求 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| 子育て世代のパート層 | シフトの融通・急な休みへの理解 | 「週3日・1日4時間から可。子どもの行事や急な発熱時は交代体制あり」 |
| 無資格・未経験者 | 資格取得支援と教育体制 | 「初任者研修の受講費用は施設負担。独り立ちまで先輩が担当につきます」 |
| 資格はあるがブランクのある層 | 復帰のしやすさ | 「ブランク5年以上の復帰実績あり。夜勤なしから再スタートできます」 |
| 離島勤務に前向きな層 | 手当・住環境のサポート | 「離島勤務手当あり。住居の相談も可能です」 |
漏れ②:辞退を防ぐ——「早く・不安を解消する」選考へ
医療・介護の求職者は複数の施設に同時応募しており、対応の早い施設から順に決まっていきます。辞退を防ぐ選考のポイントは次の3つです。
- 応募当日に連絡する:電話がつながらない場合はSMSも活用し、当日中に面接案内まで進める
- 面接は応募から3日以内に設定する:日程が1週間先になると、その間に他施設で決まってしまう
- 面接を「見極めの場」ではなく「不安解消の場」にする:シフトの実際・職場の人間関係・利用者層など、応募者が聞きにくいことを先に説明する。職場見学をセットにすると効果的
面接前日のリマインド連絡も、無断キャンセルを減らす基本の打ち手です。こうした応募者対応が現場業務と両立できない場合は、連絡・日程調整だけを外部に任せる方法もあります。
漏れ③:定着させる——入職前後のギャップをなくす
早期離職の最大の原因は、入職前の期待と入職後の実態のギャップです。求人票の段階から、良い面だけでなく「大変な面と、それを支えるサポート体制」をセットで正直に伝えましょう。長期的には、その方が採用コストを下げます。
加えて、体験入職や応募前の職場見学を用意しましょう。入職後30日・90日のタイミングで面談を設定することも、定着率の改善につながります。「採って終わり」ではなく、入職後のフォローまでを採用活動の一部と捉えることが重要です。
自施設での採用改善が難しい場合は
「求人票の改善も応募者対応も、現場を回しながらでは手がつかない」という場合は、RPO(採用代行)の活用が選択肢になります。求人票の改善・媒体選定・応募者への即日連絡・面接設定・辞退防止のフォローまで、必要な範囲だけ切り出して依頼できます。
長崎と同じ九州エリアでは、こんな実績もあります。福岡の社員10名規模の企業様では、エージェントコントロール・求人リライト・ダイレクトスカウトを組み合わせました。その結果、月間応募数が4件から25件まで増加しています。
※関連記事:長崎県の中小企業が採用で苦戦する理由とは?地域採用で見直すべき5つのポイント【2026年最新】
※関連記事:長崎で面接代行を依頼する前に確認すべきポイント|費用・対応範囲・注意点【2026年最新】
※採用代行・RPOのご相談はこちら:長崎のRPO・採用代行ならCarraria|中小企業の採用を外部人事が支援
まとめ:長崎の医療・介護採用は「応募・辞退・定着」を一体で改善する
- 長崎は離島・半島部で高齢化が先行し介護・医療需要が高い一方、担い手は都市部・県外へ流出しており人材の取り合いが続いている
- 人員が安定しない原因は「応募が来ない」「選考中に辞退される」「入職後に辞める」の3つの漏れ
- 求人票は夜勤回数・残業・有給・人員配置を実績の数字で書き、ターゲット別に訴求を変える
- 応募当日の連絡・3日以内の面接設定・不安解消型の面接が辞退を防ぐ
- 大変な面も正直に伝え、体験入職と入職後面談でギャップをなくすことが定着につながる
医療・介護は、地域の暮らしを支える不可欠な仕事です。応募から定着までのパイプラインを一体で見直し、「人が集まり、辞めない職場」への一歩を踏み出してみてください。
採用に悩む企業の、頼れる外部人事に。
求人票の改善・応募者への即日対応・面接設定・辞退防止のフォローまで、医療・介護の採用課題に合わせて一括で支援しています。Carrariaでは、長崎・九州の施設・事業所の採用改善をサポートしています。
Carraria(カラリア)は、地方採用に特化したRPO(採用代行)サービスです。リクルート出身のメンバーが、求人票の作成から媒体運用・スカウト・面接設計まで、採用プロセスをまるごと支援します。「何から手をつければいいかわからない」という段階でもお気軽にご相談ください。
会社ロゴ.png)
