こんなお悩みはありませんか?
- 経営者や総務が採用を兼任していて、応募者への対応が後回しになっている
- 面接の日程調整だけで何往復もやり取りが発生し、負担が大きい
- 専任の採用担当者を置く余裕はないが、採用がうまく回る方法を知りたい
こんにちは、Carraria編集部です。私たちはリクルート出身のメンバーで構成されており、福岡・広島を拠点に九州・中四国エリアの採用支援を行っています。これまで約7,000名の求職者と面談し、地方中小企業の採用課題解決に携わってきました。
結論からいうと、採用担当者がいなくても、採用は前に進められます。ポイントは、採用業務を「自社にしか判断できない業務」と「仕組み化・外部化できる作業」に仕分けることです。それができれば、兼任のままでも成果は出せます。負担の大半は「作業」の部分に集中しているためです。
ただし、若年層の県外流出が続く長崎では、1件の応募の価値が年々高まっています。仕分けを進める際も、「応募当日の一次返信」だけは最優先で確保することが前提になります。
この記事では、採用担当者がいない長崎の中小企業向けに、兼任人事の負担を減らしながら採用を進める具体的な方法を解説します。
長崎の中小企業で「採用は兼任」が当たり前になっている背景
中小企業庁の統計によると、全国の企業のうち99.7%は中小企業が占めています。(出典:中小企業庁「中小企業の企業数・事業者数」)長崎県内も同様で、人事部門を独立して設けている企業はごく一部です。実際には、経営者・総務・経理の担当者が採用を兼任しているケースがほとんどです。
とくに長崎は、造船関連の協力会社・水産加工業・観光宿泊業・小売サービス業など、現場仕事が中心の中小企業が多いエリアです。現場の運営が最優先になるため、間接部門は最小限の人数で回されがちです。観光・宿泊業では繁忙期ほど人手が必要なのに、繁忙期ほど採用業務に時間を割けないというジレンマも起きています。
さらに、2026年5月の長崎県の有効求人倍率(季節調整値)は1.14倍でした(出典:JILPT)。全国平均(1.17倍)並みですが、若年層の福岡方面への流出が続いており、若手・技術職の応募は貴重です。数少ない応募を「片手間の対応」で取りこぼすことが、長崎の採用では一番の損失になります。
兼任人事の採用が止まりやすい4つのタイミング
私たちが九州の地方企業のご相談を受けるなかで、採用が滞るポイントはほぼ共通しています。兼任体制で採用が止まりやすいのは、次の4つのタイミングです。
| タイミング | 起きやすいこと | 結果として何が起こるか |
|---|---|---|
| 応募直後 | 本業の対応に追われ、返信が翌日以降になる | 先に連絡した他社に候補者が流れ、選考辞退につながる |
| 面接の日程調整 | メールの往復が続き、確定までに1週間かかる | 候補者の熱量が下がり、途中で連絡が取れなくなる |
| 面接前日 | リマインド連絡を忘れる | 面接の無断キャンセルや当日辞退が増える |
| 内定後 | 入社日までフォロー連絡が空いてしまう | 不安が解消されないまま、内定辞退につながる |
いずれも「能力」ではなく「時間」の問題です。裏を返せば、この4つのタイミングさえ仕組みでカバーできれば、兼任のままでも選考離脱は大きく減らせます。
兼任のまま負担を減らす5つの方法
①採用業務を「判断」と「作業」に仕分ける
最初にやるべきは、業務の棚卸しです。「誰を採用するか」という判断は自社にしかできません。一方で、求人票の更新・応募者への連絡・日程調整は、テンプレート化や外部化ができる「作業」です。紙に書き出すだけでも、負担の正体が見えてきます。
②応募当日の一次返信をテンプレート化する
応募通知はスマートフォンで受信し、当日中にテンプレートで一次返信するルールをつくりましょう。文面を事前に用意しておけば、1件あたり数分で対応できます。応募が貴重な長崎では、この当日返信だけでも他社と差がつきます。
③日程調整は「候補日3つ提示」で往復を減らす
「ご都合のよい日はありますか?」と聞くと、やり取りは必ず長くなります。最初の連絡で候補日時を3つ提示し、選んでもらう形にすれば、往復は1〜2回で済みます。日程調整ツールを使えば、さらに手間を減らせます。
④選考ステップを絞り込む
面接2回+筆記試験のような選考フローは、兼任体制では回しきれません。「面接1回+職場見学」のように、候補者の負担も自社の負担も小さいフローを検討しましょう。選考期間が短いほど、辞退率も下がる傾向があります。
⑤採用活動の記録を残して次回に活かす
「どの媒体から何件応募があったか」「辞退の理由は何か」を簡単なスプレッドシートに記録しましょう。兼任体制こそ、場当たり的な採用を繰り返さないための記録が効きます。次回の求人票や媒体選びの精度が変わってきます。
「作業」は外部に任せるという選択肢
仕分けをしても手が回らない場合は、「作業」の部分を外部に任せる方法があります。RPO(採用代行)は採用業務を丸ごと委託するだけでなく、必要な業務だけを切り出して依頼できます。兼任人事の業務を仕分けると、以下のようになります。
| 業務 | 兼任者の負担 | 外部に任せられるか |
|---|---|---|
| 求人票の作成・定期的な更新 | 大きい | ○ |
| 媒体運用・スカウト送信 | 大きい | ○ |
| 応募者への一次連絡・日程調整 | 頻度が高く負担大 | ○ |
| 書類の一次スクリーニング | 中程度 | ○(基準を共有のうえ) |
| 一次面接の実施 | 大きい | ○(面接代行) |
| 内定者フォロー | 忘れやすい | ○ |
| 最終面接・採否の判断 | — | ✕(自社で行うべき) |
長崎と同じ九州エリアでは、こんな実績もあります。福岡の社員10名規模の企業様では、エージェントコントロール・求人リライト・ダイレクトスカウトを組み合わせました。その結果、月間応募数が4件から25件まで増加しています。
重要なのは、外部化を「丸投げ」にしないことです。支援を受けながら、返信テンプレートや評価基準を社内に残していきましょう。いずれ自社だけで採用を回せる状態(採用のインハウス化)に近づきます。RPOはそのための手段と位置づけるのがおすすめです。
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※採用代行・RPOのご相談はこちら:長崎のRPO・採用代行ならCarraria|中小企業の採用を外部人事が支援
まとめ:採用担当者がいなくても、長崎の採用は前に進められる
- 長崎の中小企業では、経営者・総務による採用兼任が一般的で、負担の大半は「作業」に集中している
- 採用が止まりやすいのは「応募直後・日程調整・面接前日・内定後」の4つのタイミング
- 若年層の県外流出が続く長崎では、1件の応募の価値が高く、応募当日の一次返信が最優先
- 当日返信のテンプレート化・候補日提示型の日程調整・選考ステップの絞り込みは、兼任のままでも実践できる
- 手が回らない「作業」は、RPO(採用代行)で必要な部分だけ切り出して任せることも可能
採用担当者がいないこと自体は、長崎の中小企業では珍しくありません。大切なのは、限られた時間を「判断」に使い、「作業」は仕組みと外部の力で回すことです。まずは自社の採用業務の棚卸しから始めてみてください。
採用に悩む企業の、頼れる外部人事に。
採用担当者がいない企業でも、求人票作成・媒体運用・応募者対応・日程調整を必要な分だけ外部に任せることで採用を回せます。Carrariaでは、長崎・九州の中小企業の採用体制づくりをサポートしています。
Carraria(カラリア)は、地方採用に特化したRPO(採用代行)サービスです。リクルート出身のメンバーが、求人票の作成から媒体運用・スカウト・面接設計まで、採用プロセスをまるごと支援します。「何から手をつければいいかわからない」という段階でもお気軽にご相談ください。
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