採用活動は何から始めるべき?初めて人材採用を行う企業向けに解説【2026年最新】

こんなお悩みはありませんか?

  • 初めて採用活動をするが、何から手をつければいいかわからない
  • とりあえず求人を出してみたが、全然うまくいかない
  • 採用の全体像が見えておらず、場当たり的に動いてしまっている

こんにちは、Carraria編集部です。私たちはリクルート出身のメンバーで構成されており、福岡・広島を拠点に九州・中四国エリアの採用支援を行っています。これまで約7,000名の求職者と面談し、初めて採用活動に取り組む経営者・中小企業の支援を多数行ってきました。

結論からいうと、採用活動は「求人を出すこと」から始めてはいけません。正しい順番は「採用の目的と目標を決める→ターゲットを設計する→チャネルを選ぶ→求人票を作る」です。この順番を守るだけで、採用の成功確率は大きく変わります。

この記事では、初めて採用活動に取り組む経営者・担当者向けに、採用活動の正しい始め方と全体の流れをステップごとに解説します。

目次

採用活動を始める前に理解しておくべきこと

採用活動は「人を雇うための手続き」ではなく、「事業を成長させるための投資」です。この視点が抜けると、採用してもすぐに辞める・期待した成果が出ないというミスマッチが起きやすくなります。

また、採用には一定の時間がかかります。中途採用の場合、求人掲載から内定・入社までは通常1〜3ヶ月程度かかります。「来月すぐに人が欲しい」という状態で始めると、焦りから判断を誤りがちです。採用は事業計画から逆算して早めに動き始めることが重要です。

採用活動の正しい始め方:7つのステップ

ステップ①:採用の目的と目標を決める

最初にやるべきことは、「なぜ採用するのか」と「いつまでに何名採用するのか」を明確にすることです。

  • 事業拡大のための増員なのか、退職者の補充なのか
  • 正社員・契約社員・パートのどの雇用形態が必要か
  • いつまでに入社してほしいか(逆算して採用開始時期を決める)

この目標が曖昧なまま動き始めると、「誰でもいいから早く採用したい」という焦りが生じ、ミスマッチが起きやすくなります。

ステップ②:採用ターゲット(人物像)を設計する

次に、「どんな人に来てほしいか」を言語化します。スキル・経験だけでなく、価値観・志向性まで含めて設計することがポイントです。

自社で活躍している社員がいる場合は、その人の共通点を洗い出すことが最短ルートです。「なぜこの人は活躍できているのか」を分析し、採用ターゲットの軸にしましょう。

ステップ③:採用チャネルを選ぶ

採用ターゲットが決まったら、そのターゲットが使っている媒体・チャネルを選びます。主な採用チャネルの特徴は以下の通りです。

チャネル特徴向いているケース
求人媒体(Indeedなど)幅広く募集できる。コストが比較的低い母集団を広く集めたい
人材紹介(エージェント)候補者を紹介してもらえる。採用成功報酬型特定スキル人材をすぐに採用したい
ダイレクトスカウト潜在層にもアプローチできる経験者・専門職を採用したい
ハローワーク無料。地元定着志向の層に強い採用コストを抑えたい
リファラル(社員紹介)ミスマッチが少ない。費用が低い文化に合う人材を採用したい

初めての採用では、工数がない場合はまず、1〜2チャネルに絞って始めることをおすすめします。複数を同時に動かすと管理が追いつかず、対応品質が下がることが多いです。

ステップ④:求人票を作成する

採用ターゲットとチャネルが決まったら、求人票を作成します。求人票は「ターゲットに刺さる内容になっているか」が最重要です。

  • 仕事内容:1日のスケジュール・担当範囲を具体的に書く
  • 給与:下限を明示する(「応相談」はNG)
  • 求める人物像:「誰でも歓迎」ではなく、ターゲットに向けた言葉を選ぶ
  • 職場環境・社風:数字や具体的なエピソードで表現する
  • キャリアパス:入社後にどんな成長ができるかを書く

ステップ⑤:選考フローを設計する

採用フローとは、応募から入社までの流れを設計したものです。初めての採用では、以下のシンプルな構成から始めることをおすすめします。

ステップ内容目安の期間
①応募受付・書類確認応募書類を確認し、通過基準に照らす応募当日〜翌日
②一次面接候補者と対面(または Web)で会う応募から1週間以内
③最終面接・条件確認経営者と面談・条件のすり合わせ一次面接から1週間以内
④内定・フォロー内定を出し、承諾まで定期的に連絡最終面接から3〜5日以内

選考ステップが多すぎると候補者が離脱しやすくなります。初めての採用は2回の面接でシンプルに進めることが基本です。

ステップ⑥:面接の評価基準を決める

「なんとなく良さそうだった」という感覚で採用すると、ミスマッチが起きやすくなります。面接前に「何をどう評価するか」を3〜5項目で決めておき、面接後に点数化する習慣をつけましょう。

評価項目の例:「業務スキル・コミュニケーション能力・価値観の一致・成長意欲・入社意欲」など。最初はシンプルで構いません。

ステップ⑦:採用データを記録し、改善を続ける

採用活動では「何件応募が来て、何件書類通過して、何件面接して、何件内定を出して、何件承諾されたか」を記録することが重要です。このデータがあることで、どこに課題があるかが数字で見えるようになります。

初めての採用では数字が少なくてデータにならないこともありますが、記録する習慣を最初から持つことが大切です。

初めての採用でよくある失敗パターン

  • 「とりあえず求人を出す」から始める→ターゲットが定まっていないため誰にも刺さらない
  • エージェントに丸投げする→自社のことが伝わらず、ミスマッチな候補者が来やすい
  • 応募への返信が遅れる→候補者が他社に流れる
  • 面接を感覚だけで判断する→評価基準がないためミスマッチが起きやすい
  • 採用が決まったらフォローをやめる→内定後のフォロー不足で辞退される

これらはすべて「設計の段階で防げる失敗」です。最初に時間をかけて採用設計を整えることが、結果的に採用コストと時間の節約につながります。

初めての採用に外部支援を使う選択肢

採用活動の設計から始めたいが、社内にノウハウも時間もないという場合は、RPO(採用代行)の活用が有効です。採用ターゲットの設計・求人票の作成・チャネル選定・応募者対応まで、一貫して外部のプロに委託できます。

「初めての採用なので何も整っていない」という状態からでも支援できます。まず採用の目的と目標を整理するところから一緒に進めることが可能です。

まとめ:採用活動は「求人を出す前の設計」が9割

  • 採用活動は「求人を出すこと」から始めてはいけない。目的→ターゲット→チャネル→求人票の順で設計する
  • 採用は事業計画から逆算して、入社希望日の2〜3ヶ月前には動き始める
  • 初めての採用はチャネルを1〜2つに絞り、シンプルな選考フローで進める
  • 面接前に評価基準を決め、感覚だけで判断しない
  • 採用データを記録することで、次回以降の採用改善につなげる

初めての採用は不安が多いものです。しかし、正しい順番と設計で進めれば、初めてでも採用を成功させることは十分に可能です。まずは「なぜ採用するのか」「いつまでに何名必要か」を書き出すところから始めてみてください。

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Carrariaでは、採用KPIの整理から改善施策の設計まで、九州・中四国・九州の中小企業向けにサポートしています。

Carraria(カラリア)は、地方採用に特化したRPO(採用代行)サービスです。リクルート出身のメンバーが、求人票の作成から媒体運用・スカウト・面接設計まで、採用プロセスをまるごと支援します。「何から手をつければいいかわからない」という段階でもお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

大手人材紹介会社にて九州、広島岡山で述べ1,000名以上を超えるキャリア面談を実施。その後組織長として営業からエンジニアまでを担当する組織を経験。実体験に基づいた、『地方×キャリアの最大化」ノウハウを発信しています。自身も福岡にIターンし、福岡での暮らしを楽しんでいます。

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